巻いた分だけえがおを運ぶ七福神(リハビリ・過去賞受賞作品)

平成29年に賞を頂いた作品になります。

画用紙を筒状に丸め、絵柄ごとに長さを変えて張り合わせ、立体感のある七福神を作りました。

全体を眺めると宝船に乗った七福神の立体的な迫力を感じることができます。

一つ一つの筒に目を移すと、巻きが緩い物やきつい物、真っすぐに揃った物や歪んだ物など、形や大きさの様々筒が目に留まり、作品作りをしている

最中の皆様の𠮟咤激励を含む様々な会話が思い出されます。

集団でのコミュニケーションに重きを置き、部屋に閉じこもりがちな方や麻痺のある方にはスタッフが間に入り、定刻の作品づくりを日課や楽しみの一つ

として生活に定着できるように配慮しました。作品づくりを通した他者との関わりが増えていくことで、結果としてレクリエーションやリハビリテーショ

ンへの参加率の向上にも寄与出来ました。

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